皆さまこんにちは。
古代インド占星術家のemmyです。
このブログでは、基本的に私が日々の鑑定で感じた事や、見つけた法則などについての記事を書く事が多いので、どうしてもマニアックな内容が多い傾向にあると自覚をしております…(-_-;)
そこで今回は原点に立ち返り、古代インド占星術に初めて触れた方や、学び始めの方にも楽しんで読んで頂けるような内容のブログを書こうと思います。
第一回は基本中の基本!
「古代インド占星術の考え方と古代インド占星術で最も重要視されるラグナについて」語って参ります。
お時間のある方は最後まで読んで頂けるととても嬉しく思います。
■古代インド占星術の世界観
古代インド占星術では…
「宇宙の惑星たちのエネルギーが形を変えて、人間の姿を取ったものが私たちである。」
という考え方がベースにあり、これを軸に星読みや占いを行っていきます。
ゆえに、その人のお生まれになった時の惑星の配置や影響を見れば…
「その人がどんな性格の人なのか?」
「どのような人生を辿るのか?」
「その人の生きる目的とは何なのか?」
等、様々な事が読み取れると考えるのですね。
これが基本的な古代インド占星術の考え方となります。
■クンダリーとは
古代インド占星術では、惑星たちの位置関係を図で表した「クンダリー」を使用して星読みを行います。
北インドと南インドなどの地方によってクンダリーの形にはいくつか種類がありますが、私が使用するのは北インド式の天体図です。

こちらは今、私がブログを書いている時のクンダリーを実際に出したものです(*^^*)
見て頂きますと、四角形図の中に9つの惑星が配置されている事がわかると思います。
これが宇宙全体を凝縮した図になっているのですね。
実際の鑑定では、これらの惑星の配置や関係性から命運を読み解いて参ります。
つまり、古代インド占星術ではクンダリーは宇宙を凝縮した図であり、宇宙そのものであると考えるのですね。
宇宙の惑星たちのエネルギーが人間の形を取ったものが私たちであり、私たちは常に宇宙からの影響を受けて生きていると考えると、なんだか浪漫を感じませんか?
ちなみに西洋占星術では天体図の事を「ホロスコープ」や「チャート」と呼びますが、そちらのインド版が「クンダリー」だと理解して頂いて問題ございません。
■クンダリーの読み方について
「クンダリーは宇宙を凝縮した図であり、宇宙そのものである。」
こちらは先ほどお伝えさせて頂きました古代インド占星術の重要な考え方です。
基本となる考え方ですから、しっかりと頭の中に染み込ませていきましょう。
先程のクンダリーを見て頂きますと、四角形が12個のスペースに分割されておりますね。
この一つ一つのスペースの事を「部屋」や「ハウス」と呼びます。
ハウスは「自分」「親」「仕事」「家庭」等、人生において重要な分野の象徴が割り振られています。

古代インド占星術では「8」と書かれた頂点の部屋を「1室」と呼びます。
そこから反時計回りに「2室」「3室」と進み、最終的に「7」と書かれた部屋が「12室」を表しています。
ハウスに書かれた数字と、部屋の数字が合ってなくて分かりずらい…((+_+))
と感じた方がいらっしゃるかもしれません。
実はハウスに書かれている数字は「何部屋か?」を表すのでは無く「12星座」を表しているのですね。
例えば上記のクンダリーであれば、頂点の部屋である1室に書いているのは数字「8」ですね。
これは「8番目の星座=蠍座」の事を表しています。
つまり「1室には8番目の星座である蠍座が対応していますよ」という意味を表すのですね。
古代インド占星術ではこの「1室」をとても重要視しており、特別に「ラグナ」という別称を持たせています。
また、1室ラグナに対応している星座の事は、特別に「ラグナ星座」と呼びます。
ラグナやラグナ星座は、星読みを行う時に欠かすことの出来ない非常に大切な要素なのです。
■ラグナとは
古代インド占星術では「1室」の事を「ラグナ」と呼び、1室に対応している星座の事を「ラグナ星座」と呼びます。
ラグナは古代インド占星術で最も重要な部屋であり、そこに対応するラグナ星座も、12星座中最も重要な星座となります。
何故ラグナが最も重要な部屋になるかというと、ラグナ=1室は、クンダリーの持ち主自身を最も顕著に表す部屋だからですね。
ラグナはクンダリーの持ち主の「物事の考え方、捉え方、思考パターン」を表します。
そして人はラグナの思考回路を通して世界全体を見る為、最も重要視される部屋だと考えられているのです。
ある出来事を「辛い」と感じるか「冒険があって楽しい」と感じるかは、その方の価値観や思考回路によって違いが出ます。
それを表すのがラグナなのですね。
また「ラグナ=1室が何星座であるか?」が決まる事で、必然的にその他の部屋の星座も割り振りが決まります。
例題のクンダリーであれば、1室ラグナに8番目の星座蠍座が対応する事によって、必然的に2室には9番目の星座射手座が対応します。
こういった側面からも、古代インド占星術では「ラグナ」と「ラグナ星座」を最も重要視するのですね。
◼︎最後に…
以上が「古代インド占星術の考え方と古代インド占星術で最も重要視されるラグナについて」の基礎知識となります。
これらはクンダリーを読み解く上で必須の知識となりますから、是非ご自分や家族のクンダリーと照らし合わせて見てみてください。
最後に重要なことを一つお伝えします。
私が扱う古代インド占星術の流派では、インドに敬意を払いインドのフィルターを通して見るため出生時間をインド時間(-3時間半)に変換してクンダリーを作成しております。
私がブログで発信している解釈を扱うためには、出生時間をインド時間に修正したクンダリーを作成し確認してみて下さいね。
思わぬ発見があるやもしれません。
本日はこの辺で。
最後まで読んで下さり誠にありがとうございました。
何かお役に立てば幸いでございます。


