皆さまこんにちは。
古代インド占星術のemmyです。
今回は「水星の特徴と蟹座の水星」について語っていこうと思います。
■水星の特徴
皆さまは「水星」にどんなイメージを持たれているでしょうか。
古代インド占星術における水星は、いわゆる「左脳的な働き」を得意としてる、インテリジェンスでスマートな惑星です。
水星には「知性 論理性 合理性 分析 ロジカルシンキング コミュニケーション インターネット」などの象意があり、物事を数字的に捉えて考える事を、非常に得意としている星なのですね。
そのため、水星はビジネスやお金儲け、プレゼン、営業、交渉に高い適性をを持ちます。
ビジネスで成功するには水星の力が必要不可欠です。
何をしたらいくら儲かるか。
どんな売り方をしたら顧客満足度が上がるか。
リスクヘッジを見極める能力。
これらに分野に関して水星の右に出る星はいません。
常に何かを比較して、好き嫌いや感情ではなく思考で判断できるクールさ。
合理的に物事を捉えて「どちらがより自分にメリットがあるのか?」を判断し、より利益のある選択肢を選ぶ事が出来るのが水星の大きな特徴です。
一方で、水星は「合理的な惑星」ですから「非合理的な感情や意味のない無駄なもの(水星から見て)」にはどうしても苦手意識があります。
苦手意識というか「理解できない」という感覚に近いでしょうか。
例えば「人の感情」なんかが当てはまりますね。
「転職をしたい!でもやりたい事はないし、今の職場にも大きく不満があるわけじゃない。自分に自信がなくて、何ができるか分からない…。
いつか何か挑戦してみたいけど、私には何ができるかな…?そうぐるぐる考えて半年が過ぎた…。」
このように「何かやってみたい!」という気持ちはあるのだけれど、具体性が無くて、躊躇して迷う気持ちがごっちゃになって、動けない。
でも今のままだと不満だから考える事を止められない。そんな状態で時間が過ぎてしまった…。
こういった事は、人間なら誰しも経験があると思います。
しかし水星から見ると…
「現職の何が不安で、何が良い要素なのかを明確化し天秤に掛けて、まず本当に転職すべきかどうかを判断するべき。
その上で転職したほうが良いのであればいつまでも頭の中で悩んでいないで行動に起こす必要がある。悩むだけの行為は生産性がない。」
と論理的に考えるでしょう。
人間関係においてこういった面を表に出すかはどうかは別として、このような考え方をするのが水星の本質なのですね。
他にも水星の力は非常に万能で、ビジネスでは分析力を駆使しロジカルに物事を考える事が出来ますし、子供から老人まで相手のニーズを素早く察知して、臨機応変に自分を変える事ができる器用さも兼ね備えています。
特にネイタル(出生天体図)の水星が乙女座、双子座、水瓶座、牡羊座にいるような方は「水星のスマートなエッジ」が利いている方が多いです。
これを読まれているあなたの水星はいかがでしょうか(*^^*)
■水星らしくない?蟹座の水星
古代インド占星術における水星のイメージはお分かり頂けたかと思います。
一方で、同じ水星でも「水星が居る星座」によって、多少ニュアンスが変わってきます。
その最も顕著な例が「蟹座の水星」でしょう。
蟹座は「月」が支配する星座で「心 感情 愛情 フィーリング 気分屋 母性 優しさ ケア」等の象意を持ちます。
つまり、水星とは真逆で「右脳的な働き」を得意とする星座なのですね。
水星が蟹座にいる時、水星の持つ「合理性 損得勘定 スマートさ ドライさ」が鈍くなります。
蟹座のエネルギーが水星と混ざり合うことで、水星が持つ「ある種冷めたような、達観した感覚」に生々しい感情の温度感が生まれるのです。
そうすると水星は「優しく、温かく、情に脆く、感情的で、親切」になります。
水星が支配する「思考」が、蟹座が司る「感情」の色を帯びて、思考と感情が同化しやすい性質を創り出すのですね。
よって、ネイタルに「蟹座の水星」を持つ方は、思考が「蟹座的」になるので、論理的な物事の考え方や客観的な物事の捉え方があまり得意ではありません。
どうしても「身内や仲の良い人」には判断が甘くなるし、自分が損をしたとしても「大切な人」には何かしてあげたくなる。とても心が豊かな人になるのです。
そして人当たりがよくて、優しくて穏やかなコミュニケーションをする方で人から好かれる人ですね。
女性ならいつまでも少女のような可愛らしい部分があり、男性なら紳士的でモテる方でしょう。
ただし、コミュニケーションや思考を表す水星が蟹座の影響を受けているので、感情が絡むと理性的な判断をする事が難しい性質を持ちます。
そのため、いつまでも悩んだり、ダメだと頭で分かっていても感情を優先する傾向があるでしょう。
特に「蟹座に水星がいる」且つ「牡牛座や天秤座に月がいる」と、上記の傾向はかなり強まります。
蟹座や月が表す「感情優位」な性質がかなり強いお人柄になるため、仕事など「水星の特性」が大切になるシチュエーションでは、ビジネスパートナーに水星の強い人を選ばれたり、意識して論理性に持っていくなど、バランスを取ることを心掛けると良いでしょう。
水星の特徴と、同じ水星でも位置する星座によって、その色合いとニュアンスが変わることが伝われば幸いでございます。
古代インド占星術、とても面白いですよね。
今回はこの辺で。


